金融業界を志望する大学生へ贈る、就活でこのまま喋れる「フィンテック」①

2017年6月12日

フィンテックという言葉自体は聞いたことがあっても、説明できる人は多くはないのでは??

金融業界を志望する人のみならず、IT関連、コンサル志望の人達も一通りは説明できるようになっておいたほうがいいでしょう。

 

 

 

 

フィンテックとは?

フィンテック(FinTech)とは、金融を意味するFinanceと、技術を意味するTechnologyを組み合わせた造語です。

IT技術の発展によって登場した、ITを活用した新しい金融サービスのことです。

 

 

実際にどんなサービスがあるのか?

個人間の取引の決済手段を提供しているPayPal(ペイパル)、スマートフォンに専用の機器を取り付けることでこれまでクレジットカードが使えなかった店でのカード決済を可能にしたSquare(スクェア)といった企業が挙げられます。

また、レシートを読み込んだりカード情報を管理して自動で家計簿を作ってくれるサービスや、不特定多数の人から投資を募るクラウドファンディングという手法は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

 

 

フィンテックによって何が変わるのか?

フィンテックによって、既存の金融機関が提供しているサービスが、より安く、より便利になります。

例えば先ほど出てきたPayPalは、ランニングコストがかからず、決済スピードも早いので、スモールビジネスの売り手側からすると非常にありがたい存在です。

また、クラウドファンディングによって、銀行を通さずとも個人から投資を募ることができるようになりました。

他には、コンピュータが投資や保険のアドバイスをしてくれる「ロボアドバイザー」サービスがあります。

このサービスは、従来の人がアドバイスを行うサービスと比較して人件費を大幅に抑えられるため、利用者はより低い手数料でアドバイスを受けることができます。

 

 

既存の金融機関の対策

近い将来、既存の金融機関にも、フィンテックを活用し、より便利なサービスを提供することが求められるでしょう。

そのためにどんな対策が必要で、また実際に行われているのか紹介したいと思います。

 

・外部組織の買収、出資

優れた技術とスピード感を持つフィンテック企業を買収したり、出資することで自らのサービスにフィンテックを取り入れようとする動きは、世界最大の投資運用会社ブラックロックがアメリカのロボアドバイザー大手のフューチャー・アドバイザーを買収した例をはじめ、数多く行われています。

 

・新たな別組織の設立

三菱UFJ銀行が設立した「イノベーション・ラボ」や、三井住友銀行が設立を発表した「シリコンバレー出張所」など、銀行がフィンテックの開発拠点を新たに設立する例があります。

また、楽天グループなどには、スタートアップ企業に出資するためのベンチャーキャピタルが存在します。

 

・オープンイノベーションの利用

これまでの金融機関はすべてのサービスを自社で行う「自前主義」が強い業界でした。

しかし、近年ではITの発展に1社だけで対応することが難しくなってきました。

そうした中で、自社と外部の企業が力を合わせ、新技術のスピーディーな開発を可能にしようという取り組みが「オープンイノベーション」です。

ゴールドマンサックスが自社のシステムのプログラムのソースコードを公開した例や、みずほ銀行とMoney Forwardが提携してクラウド請求書サービスを提供している例が挙げられます。

 

 

就活生に求められること

ここまでフィンテックという言葉について軽く解説してきました。

身もふたもないですが、就活生に求められているのは、フィンテックという新しい技術を勉強し、取り入れようという姿勢なのではないでしょうか。

当記事は日本経済新聞出版社「フィンテック」を参考にしています。

もしよければ手に取ってみてください。

 

 

 

ブロックチェーン、ビットコインについて

1つの記事でまとめると長くなりすぎるので、ブロックチェーン、ビットコインについてはまた別の記事で述べます。

 

(3/6 追記)

ビットコイン、ブロックチェーン編として「金融業界を志望する大学生へ贈る、就活でこのまま喋れる「フィンテック」②」を書きました。

ぜひご一読ください。

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