【書評】アリババの経営哲学

今日はこちら。

 

本屋で見つけて何となく手に取ったけど思ったより昔の本なんだね。

2014年末出版らしい。

 

道理で、内容が微妙に古いなと読みながら思ったわけだ。

というかアリババって20年前からある企業なんだね。

それはびっくり。

 

その頃から今のような未来を見据えていたのならやはりジャックマーは慧眼という他ない。

 

内容を一言でまとめるなら、ジャックマーの人生における心構えといったところかな。

 

経営哲学と銘打ってはいるけれど、内容は多岐にわたっているし、経営に関してそんなに踏み込んだ話をしているわけでもない。

 

アリババの理念と、それに基づいて逆境を乗り越えていくエピソードを語っているのが半分ぐらいで、残りはジャックマーの人生観と教えを語っている。

 

前者の半分はオリジナリティがあって面白い部分もある。

 

一流のアイデア×三流の実行力は三流のアイデア×一流の実行力に劣るとかね。

これはその通りだと思う。孫さんもそう言ったらしい。

アイデアなんてものはだいたい誰かがもう思いついているものだけれど、実行に移すとなるとなかなか難しいものだ。

 

 

けれど後者の半分、人生訓みたいな部分はよく言われている内容に過ぎないかな。

結局、自己啓発本ってのは同じようなところに行きつくんだよね。

 

例えば「7つの習慣」なんかは結構好きな本なんだけど、他の自己啓発本もだいたい同じことを書いてる。

 

まぁいろんな人がそう言ってるってことはそれが正しいってことの裏付けなんだろうけどね。

 

この本の生き方に関する部分もそういう、よく語られていることの域を出ない。

 

あとはあれかな、ジャックマーに関する小ネタは結構知れるかもしれない。

 

金庸という小説家の大ファンだとかね。

 

 

IT業界というのは移り変わりの激しい世界なので、IT業界に関する知見に関しては(当時としては最新だったのだろうけど)今となってはやや古さを感じるかな。

 

まぁ何というか、特にこれと言った感想はない本だったな。

 

こういう本、よくあるよねという感じ。